ピアノの練習曲集
基礎練習に続く大切なピアノの教材『練習曲集』は、子供向けのものから高難易度のものまで沢山出版されています。ここではオーソドックスに利用されている練習曲集を中心にご紹介していきます。(幼児導入者向けは省きます)
初級
- ル・クーペ:ピアノのABC
- ブルクミュラー:25の練習曲/18の練習曲
- ツェルニー:30番練習曲
中級~中上級
- ツェルニー:40番練習曲/50番練習曲
- クラーマー=ビュロー:60の練習曲
- モシュコフスキー:15の練習曲
上級
- ショパン:24の練習曲
- リスト:演奏会用練習曲/パガニーニ大練習曲/超絶技巧練習曲.
- ドビュッシー:12の練習曲
- スクリャービン:練習曲
- ラフマニノフ:絵画的練習曲
まとめ
練習曲集はその名のとおり一作品を練習することによって、あるテクニックを強化するという特徴があります。楽曲においては高い技術を求められる難しい音型は、ある一定パッセージにしか出てきませんが、練習曲は始終その技術に特化したパッセージが織り込まれています。1曲あたり1分~5分程度ですが、普段のピアノ曲のレパートリーに練習曲を取り入れることで凝縮されたテクニック練習となりかなりの技術向上が期待できます。
【練習のお供】