ブルクミュラー 18の練習曲
ブルクミュラーといえば前述の「25の練習曲」Op.100が、もっとも親しまれていますが、このブルクミュラー「１８の練習曲」Op.109も、各曲のキャラクターがとても親しみやすい練習曲集です。
「25の練習曲」との大きな違いはオクターブ音程が含まれていることです。また跳躍の幅、ダイナミックレンジも広くなって、細かいパッセージもペダル技術もより複雑でより難易度が高くなっていることがわかります。
ツェルニー練習曲の器械的な構成が苦手な方、ソナチネなどの形式音楽よりもポピュラー的な標題音楽を好む方は、ブルグミュラー「18の練習曲」を練習曲の課題として取り入れ、楽曲として楽しみながら技術の習得をしてみるとよいでしょう。
教材
【ブルクミュラー】
