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ツェルニーの練習曲集

2016年6月29日

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ツェルニーについて

C.ツェルニーは1791年にウィーンに生まれ、ベートーヴェンの弟子で後にリストを育てました。

ツェルニーは作曲家としてはオーケストラ作品など数多く残していまが、その名はピアノ練習曲集によって最も知られているのではないでしょうか。

教材について

自身もピアニストでピアノ教師として活躍したツェルニーの練習曲集は、ピアノ演奏技術の習得においてとても重要なテクニックを学ぶことが出来きる教材です。

器械的なパッセージの繰り返しは決して楽曲としての魅力は多くはありませんが、その簡潔さは楽譜を強弱やフレージング、強弱や運指を正しく読むという基本的な読譜に対する姿勢と技術を学ぶという点において、非常に実用的なものとなっています。

練習曲の導入について

練習曲の導入順は30番練習曲、40番練習曲、50番練習曲と進んでいきますが、それぞれOp.849、Op.299、Op.740となっているところも興味深いところです。40番練習曲の30番以降がとても難しく、この一冊を終えられる事が中級レベルの技術習得の目安となるでしょう。

教材