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レッスンにおける伝わり方の違い①

2016年8月18日

レッスンにおいて、不自然な演奏スタイルであったり、技術的に難しそうに演奏する事に対してアドバイスする、またはアドバイスを受ける時、なかなか上手く伝わらなかったり、理解できなかったりした経験はないでしょうか。

レッスンを受ける場合においては、社会的地位のある先生は発言力が大きいため自分には全く合わない方法でのアドバイスでも、それを盲信してしまうことが多々あります。良いほうに転べば問題はありませんが、そうでない場合は自分はダメだと自信を失ってしまうことにもなりかねません。

また、発信力のある(噂上手の)人が、「あの先生は教え方が上手い。あの先生は教え方が悪い。」という非常に主観的な情報を拡散し、またそれを疑わず鵜呑みにしてしまうこともありがちです。人間は千差万別で、万人に合うことなど存在しないのです。自己検証はとても大事です。

話は戻ります。
どこかから聞きかじってきた頓珍漢なアドバイスはともかく、演奏経験を積んでおられる諸先生方は多くの時間をかけたご自身の経験から、どうやったら脱力ができたり指が動かしやすくなったりするかを体得しています。その上で整理された最善をレッスンで教授するわけですが、それでも伝わる人と伝わらない人がいます。

ではなぜ、同じ事を伝えても伝わる人と全く伝わらない人がいるのでしょうか。それには大きく2つの要素が関わってきます。

  1. 理解ルートの違い
  2. 本来の身体の使い方の違い

人は多様でこれらは単純に二元化きる違いではありませんが、ここでは簡単に上記の違いを述べていきます。

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