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室内楽とは

室内楽という形態は、2~10人程度の独奏楽器がそれぞれのパートを一人で演奏するアンサンブルです。(複数人数で同パートを演奏する形態は「合奏」と言います。)

その楽器の組み合わせは様々ですが、演奏人数によって形態の呼び方が決まっています。

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室内楽の形態

・独奏(ソロ、solo)
・二重奏(デュオ、デュエット、Duo、Duet)
・三重奏(トリオ、Trio)
・四重奏(カルテット、Quartet)
・五重奏(クインテット、Quintet)
・六重奏(ゼクテット、Sextet)
・七重奏(ゼプテット、Septet)
・八重奏(オクテット、Octet)
・九重奏(ノネット、Nonet)
・十重奏(デクテット、Dectet)

この「トリオ」や「カルテット」といった呼ばれ方はラテン語由来のものです。音楽用語が主にラテン語由来のイタリア語である事からこの表現が定着したと考えられます。原語がラテン語系のフランス語やスペイン語なども似た数字の呼び方をします。以下語源となったラテン語の数字を記します。

ラテン語の数字

0 nihil ニヒル
1 ūnus ウーヌス
2 duo ドゥオ
3 trēs トレース
4 quattuor クァットゥオル
5 quīnque クィーンクェ
6 sex セクス
7 septem セプテム
8 octō オクトー
9 novem ノウェム
10 decem デケム

ピアノ弾きにとって馴染みある形態は、デュオ~クインテットくらいまででしょうか。

次では、室内楽においてのピアノ演奏についてお話していきます。

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